介護保険に定める施設系サービスの一つで、制度上は『介護老人福祉施設』に当たります。
『特別養護老人ホーム』老人福祉法上の名称となります。
常時介護を必要とし、在宅において介護を受けることが困難で要介護認定を受けている方が利用対象となります。

原則として要介護３から要介護５の認定を受けられている方が対象となります。
ただし医療上、その他心身の状態により施設での対応が難しい状態の方はお断りする場合があります(協力医療機関と連携の上判断)。
また、要介護１及び要介護２の場合でも、
①在宅生活が困難な程度の認知症、②家族等による深刻な虐待、③単身世帯や同居家族が高齢で在宅介護が難しい、
といった一定の要件を満たす場合は特例入所の対象となります。
詳しくは施設担当までお尋ねください。

まずは施設にご一報ください。申し込み自体は『入所申込書』に必要事項をご記入いただくことで完了いたしますが、検討会議用の情報収集のために聞き取りのお時間をいただきます(下記参照)。
その際に『介護保険被保険者証』『健康保険被保険者証』、お持ちの場合は『負担限度額認定証』等を確認させていただきます。

当施設では、『佐賀県指定介護老人福祉施設入所指針』に基づき申込者の要介護度や家族介護の状況、その他緊急性を点数化し、『入所検討会議』にて入所の順番を判断しています。
申し込みの順番は入所順番とは無関係ですので、待期期間の目安をお示しすることは困難です。ご了承ください。

費用の概要はこちらをご参照ください。
なお、食費、及び居住費については、『負担限度額認定証』をお持ちの場合は、認定証に記載された金額が１日の負担上限額となります。
負担限度額の認定は市町村等への申請が必要です(申請には非課税世帯他一定の要件があります)。
※入所に際しての一時金等はございません

基本的にはご利用料金にすべて含まれます。
ただし、クリーニングが必要な物は施設対応は困難ですので、自己負担となります。
またオムツ類について施設で準備できるもの以外の特別な希望については、自己負担をお願いする場合がございます。

医療に関する費用はすべて自己負担となります。

入院したからといって必ず退所しなければならないという訳ではありません。
治療し施設での生活が可能と判断されれば引き続き利用することができます。
ただし、医療機関の判断や入院期間が長期に及び場合(目安3か月)には、いったん契約の解除をお願いすることとなります。
また、入院中は居室を確保しているため、居住費はご負担していただきます。